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ワンコインデコーダシリーズの系譜


 ワンコインデコーダの生い立ち、機能発展の歴史をご紹介します。

 ワンコインデコーダシリーズが生まれたコンセプトは「ワンコイン」つまり部品代500円程度でDCCデコーダを自作しようという試みが出発点となっています。

 ワンコインデコーダシリーズの以下の図にようになっています。

keifu.png

(1) ワンコインデコーダ

 最初に発表したのがこのシリーズです。PICマイコンは8ピンのPIC12F683を使用していました。PWM出力をロジックICの74HC08で方向条件とANDをとって、ディスクトリー部品で構成したFETによるモータードライバ回路を用いていました。
 部品点数は多かったのですが、数百円程度でDCCデコーダを自作できるようになりました。
 ポイント用デコーダについても、PIC12F629とFETで実現した、コンデンサ充放電式のデコーダを公開しました。

(2) ワンコインデコーダ2

 ワンコインデコーダ2では部品点数の削減を狙い、FLデコーダについてはPIC12F683のまま、モータ用デコーダについてはECCP機能を内蔵したPIC16F684を採用しました。
 PagedモードでのCV書込み/読み出しをサポートしましたが、IC類の入手性にやや難がありました。(PICマイコンPIC16F684、モータドライバMCP1403は国内では購入できる箇所が少ないのが現状です。)
 ポイントデコーダについても、FETの品種が安定的に確保できないこともあり、内部抵抗は大きいものの安定的に入手できるモータドライバTA7291Pを使用し、「ポイントデコーダ2(FPM2)」と改名し基板頒布を行い始めました。

(3) ワンコインデコーダ3

 2015.11月。やあさん、スマイラーさんからのご助言もあり、組立後のマイコンソフト書込みを行うための専用コネクタ(スマイルコネクタ)を装備したのが、ワンコインデコーダ3です。技術提携を行っているDSmainシリーズでのCV書込みと読み込みに対応させるため、DirectモードによるCV設定/読み出しをサポートしました。
 デコーダ製作用の基板を頒布するとともに、ICの入手性の課題については、モータドライバは秋月でも購入可能なBD6231に変更し、PIC16F684については基板ともに頒布することで、製作の容易性を下げるようにしました。
 一方、ポイントデコーダは従来の切り替え操作での登録では、登録動作が不安定になる場合があることから、PagedモードおよびDirectモードによるCV設定でも、アドレスや、動作時間の設定ができるようにいたしました。

(4) ワンコインデコーダ4

 さらなる小型化と部品の入手性を向上させるためマイコンを秋月で買える8ピンのPICマイコンで、PWM出力を2回路あるものがないか探していました。8ピンのPIC12F1822はPWM出力は1系統であるものの、レジスタ設定により、PWMの出力ピンを変更できることから、この機能を用いることにしました。
 ハードは共通でソフトや設定を変更することで一台三役(モータ用デコーダ、FL両極性Fxデコーダ、ポイント用デコーダ)とすることとしました。
 通常のFLデコーダはさらに安価なPIC12F675を用いて部品代実質290円でできるデコーダとして、引き続き、製作用基板の頒布を行うこととしました。

 
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[C97] ワンコインデコーダーのアドレス

2年前基板を購入させていただいたワンコインデコーダー4を組み立てました。PICKit2での書き込みもOKでした。そこでPC-Arduino-DCC/MM2 Shieldで動かそうとしましたがアドレス設定方法がわからないことに気づきました。アドバイスをお願いいたします。

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