注意点がありますので、チャレンジされる方はよくお読みください。
※初心者の方にはお勧めしません。
※ワンコインデコーダの製作経験者、もしくは、電子工作に精通されている方向けです。
世界的な半導体不足のあおりを受けて、秋月電子で取り扱いのフラットパッケージのPICマイコンの在庫が壊滅的な状況です。
いつまで、在庫があるかわかりませんが、
PIC12F1822の在庫が復活するまで、なんとか凌ぎたいものです。
このため、組み立ての際、
3端子レギュレータは「NJM78L33SU3」などの3.3Vタイプを使用してください。
従って、電圧調整機能がないライター(例:スマイルライターコンボTypeP)を使用して書き込みしようとすると壊れますので注意してください。書き込みには純正もしくはジェネリックのpickit2や3,4を用います。SNAPは電源供給機能がないので使えません。
上記理由から、書き込みアダプタのUSB電源供給は禁止です。これはUSB電源が5Vであることが理由です。
ソフトは12F1822と12F1840はレジスタ構造は同じでプログラム容量は2倍ありますので容易に移植できます。そして、その低電圧版がLF1840ということになります。
12LF1840版としてアセンブルしたHEXファイルを置いておきます。
(機械的に変換したのみのため、不具合などあればメールください。)
Pickit3でIPEを使用して書き込みをする手順です。通常版の手順もよく読んで、このページとの差分をよく理解してください。
IPEを起動したら、Advanceモードに切り替えます。
「Mid-Range...」を選択し、使用するマイコンを「PIC12LF1840」を指定。「Apply」します。
そして、使用するツール「pickit3」などを選択して「Connect」します。
pickitのPower設定で、pickitから電源供給するためのチェックボックスをチェックして、
電圧値を確認します。3.25V程度が良いでしょう。
「Operate」の画面に戻って、LF版のHEXファイルを読み込んで「Prpgram」を押下して書き込みます。
Pickit2の場合の注意点は以下のような感じとなります。
マイコンをアダプタに刺した状態で起動すると「PIC12LF1840」を認識します。
VDD PICKIT2の項目で、3.3Vに設定し、電源のチェックボックスをチェックします。
LF版のHEXファイルを読み込んで書き込みします。
モータドライバの
TB67H450FNGは2.0-5.5Vの入力に対応しているため、5V版PIC使用時と大差はないと思います。
ファンクションの出力を直接使用する場合は3.3V出力となりますので、直接白色LEDなどの点灯はVf電圧の関係で厳しいとおもいます。トランジスタなどの外付け回路を使用を検討してください。
このあたりは各ユーザーさまで工夫していただけると幸いです。
スポンサーサイト
コメントの投稿