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ユニトラック WX310 動作検証

 KATO ユニトラック 20-210 WX310 を購入しました。

 ポイントデコーダ2でうまく転換できないとの報告があったので検証してみることにしました。


 模型の世界では「ダブルクロス」なんて言われることが多いですが、保線屋さんや信号屋さんは「シーサス」って言いますね。

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 で、車両を走らすことなく、早速分解w

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 なんと、ポイントマシンが4つ! しかもすべて並列に接続されており、電気的には厳しい条件であることがわかります。


 LCRメーターを出してきて、測定してみました。20190419_130237075_iOS.jpg


 結果は、DC   5.3Ω

     1kHz  13.0Ω

     10kHz  50.9Ω

 KATO Nポイントの値の1/4の値に近似しており、4つ並列なのがわかります。


 ポイントデコーダ2で動かしてみます。環境はDSmainR5、ACアダプタは12Vです。

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 結果は、動きません。。。 抵抗が発熱しているので、モータドライバの安全回路等が働きうまく動かないものと想定します。


 ワンコインデコーダのC1,C2を10uFに変えて、47uFの電解を外付けして、ポイント用のソフトを入れて動かしてみます。

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 CV6はデフォルトでは唸り音がでるだけですので、10づつCV6を増やしながら様子を見て試していきます。

  CV6=210としたところ、4つのうち1つが動きました。

  CV6=220としたところ、4つのうち3つが動きました。

  そこで、CV6=225としたところ、4つとも動作しました。

 255で100%ですので、225ですと約88%の電力設定ということになります。


 ポイントデコーダ2は入手性や安全性を考えてTA7291というICを使用していますが、出力回路がバイポーラトランジスタであるため内部ON抵抗が大きくロスが多いです。

 一方、ワンコインデコーダではBD6231というICを使用していますが、こちらはMOS FETなので、内部ON抵抗では有利となります。


 WX310を動かすにはポイントデコーダ2は不向きのようです。


 ポイントデコーダ2は設計が古いので、そろそろ見直しが必要とも思っています。


 


ワンコインデコーダ ファンクションのつなぎ方にご注意

 ワンコインデコーダでは、モータに加えて、ファンクションに対応したことから、一般的なデコーダの代替としてお使いいただけますが、単純に同じような結線とすると正しく動作しないケースがあります。


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 上は誤った結線例を示してします。

 このつなぎ方だとLEDは明暗するものの連続点灯になってしまいます。


 ワンコインデコーダのファンクション回路はトランジスタ回路が省略されているため、トランジスタ回路の不可もしくは、マイナス側(茶線)へのLEDの接続を行う必要があります。


 正しい結線例はワンコインデコーダの解説ページに、ファンクションの応用例を3例記載していますので、ご確認をお願いいたします。


 http://web.nucky.jp/dcc/decoder4/onecoindecoder4.html


 


KATO DCC基本セット D103 登場!??

昨日は、DCC電子工作連合のメンバーを中心とした運転会に参加してまいりました。


これは、やあさんの機関車です。この大きさでDCCサウンドデコーダ付きというから驚きです。

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 お次は同じくやあさんが持ち込まれた Digitrax DCS52 です。発売間もないからか日本で個人輸入された例はネット上では見かけないですね。

 次期のKATOのDCC基本セット(D103?)はこれが採用されるのでしょうか。でもD102の在庫が多く残るうちは、発売されないかもしれません。

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 液晶画面が付きますが、使い勝手はあまりD102(DCS51)と変わらない感じがしました。ただし、ACアダプタは15Vのものを使用しても動作OKでした。(D102は電圧監視が厳しく、付属の13.8Vアダプタを使用せず、少し高い電圧のアダプタを使用するとエラーで動作しなくなるので。。)

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 DCS52はDSAirとは違いWifi対応していません。Wif対応させるにはLoconetに「LNWI」を接続して対応させる必要があります。

 LNWIを先日購入したので、今回持ち込んでみました。モデルランド田中にて8100円でした。

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 早速、開封w

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 ESP-WROOM-02が使用されています。技適マークはあるので、日本国内でも違法とはならないようです。

 

 運転会とはいっても、基板を前に話が盛り上がるという電子工作色の濃いものになりましたw



MPLAB SNAPが届いた

秋月に注文していた「MPLAB SNAP」が届きました。

https://www.microchip.com/developmenttools/ProductDetails/PartNO/PG164100

http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-13854/


立派な段ボールに入っています。

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静電防止袋に入った基板と繭5個。。。マニュアル類ナシの超簡易包装です。

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基板の長辺50mm+8ピンコネクタ分が出っ張ります。

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短辺は35mmとなかなか小さなサイズです。

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公式Webからドキュメントをダウンロードしてみました。


最新版のPITkit4との比較表を見るとSNAPは、「高電圧(12V)を用いたプログラミング」と「書き込み基板への5V系電源供給」ができない仕様のようです。


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ワンコインで使っているPIC12F1822はLVP(5V)プログラムが可能なので、使えないか考えてみました。


基板を見ると、5V0、3v3、GNDのスルーホールがあります。

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テスターで測るとUSBの5Vと思われる電圧が出ていますので、これを無理やり使ってみることにします。


SNAPの5V0の端子と、14ピン用PICの1番ピン(5V)を「スルーホール用テストワイヤ」で繋いで電源を供給してみるとうまく動きました。動作も問題なく、しかも軽快。純正品ならではの安定感です。


<<注意>>ピンが外れたり、基板裏に金属が触れたりして、ショートさせると最悪、PCやUSBポートが壊れますので、十分注意してください。

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純正品プログラマにこだわる方は、SNAPを使ってみてもいいかもしれませんね。


ちなみに古いデバイスには対応していないので、注意が必要です。

今回はワンコインデコーダ4.2のPIC12F1822で試しましたが、信号機デコーダのPIC16F1827も大丈夫だと思います。ポイントデコーダやFLデコーダで使っている古いデバイスはLVPに対応していないので書き込めないと思います。


対応デバイスでも、ConfigビットのLVP(低電圧書き込み)をONにしないでビルドすると、

Programming did not complete.
The low voltage programming feature requires the LVP configuration bit to be enabled on the target device. Please enable this configuration bit and try the operation again.

というエラーになるので、その時はソースの冒頭で、LVPをONに変更してもう一度ビルドを行い書き込めばOKだ。



ジェネリック PICKit3 を中国から買ってみた


 ワンコインデコーダの製作にはPICプログラマが必須なのですが、純正のPICKit3や4は5000円以上とそこそこの価格がするので、中国から「ジェネリックPICKit2」を輸入して頒布を行ってきました。


 PICKit3は書き込みするターゲットに電源供給するための書き込みソフトの設定が複雑だったり、書き込みの都度、書き込みするPICの種類に応じてPCから都度自身のファームをダウンロードしているので動作に時間がかかったりする欠点があるので、初心者にはPICKit2のほうが良いだろうという判断もあったからです。


 でも、PICKit4が登場した今、PICKit2は2世代まえの設計であり、ジェネリック品も品薄になって入手が難しくなってきました。


 そこで、今後の書き込み機供給の研究のため、ジェネリックPICKit3がどれくらいの実力なのか、購入してみました。


 以下の写真が「ジェネリックPICKit3」です。USBケーブルとICSP用のケーブルが付いてきます。

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純正品(奥側)と比較してみます。MICROCHIPのロゴがないのがジェネリック品(手前)です。

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裏面の様子です。純正品にはシリアルナンバーの貼り付けがありますが、ジェネリック品にはありません。

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スマイルコネクタアダプタを繋いで書き込んでみます。

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。。。。うまく書き込めません。。。。


というか、ワンコインデコーダとの相性以前の問題です。

PICKit3は書き込むPICの種類に応じてPCから都度自身のファームをダウンロードしているのですが、途中で止まってしまいます。


ということで、早速、三枚に下ろし、ハラワタを見てみます。

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主要な部品は同じ感じでしょうか。


ブートローダがおかしそうなので、メーカーサイトWebにある純正ファームを強制的に書き込むことにしました。

実は、2個のジェネリックPICKit3を購入したので、調子が良いほうのジェネリックPICKit3で書き込んでみます。

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基板の上下からスルーホール用ワイヤーを挿入しているのはショートを防ぐためです。


Pickit3はターゲットに電源供給するのが苦手なので、USBから5Vをターゲット基板に供給した状態で書き込んでみます。


無事書き込みが終わり、PCにUSB接続します。ブートローダも正常に動作しました。


。。。。今度は書き込み時にターゲット基板のVDD電圧が取得できないとのエラー表示が。。。


ジェネリックPICKit2のときは経験したことのない不具合(不良)です。


すっかり、ジェネリックPICKit3は期待できないなぁと思った次第ですが、秋月のWebサイトで気になるものを見つけました。PICKit4と同じCPUを搭載した廉価版の純正プログラマ「MPLAB snap」です。

既にポチったので、着荷次第レビューしたいと思います。





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