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Digitrax DS52 テアダウン


 ポイントデコーダ2はDigitraxのDS52相当を目指して製作しましたが、実際のDS52は今まで所有していませんでした。


 そこで、DS52を購入してみました。早速テアダウンですw


 メインのマイコンは秋月でも取り扱いがあり、当方のワンコインデコーダでも使用しているPIC12F675が使われていました。FETはPchがFDS4935、NchがFDS8984。波形整形用のシュミットトリガの74HC132。ダイオード5個、電解コン3個、3W抵抗2個、チップ抵抗いっぱいです。

 PIC書込み用と思われるPADがあります。まぁプロテクトされていて読み出しはできないと思います。8ピンのPICなのでIOは6ピン(うち1つは入力のみ)ありますが、DCC信号入力、昇圧制御出力、昇圧フィードバック入力、ポイント出力Aで2個、Bで2個と7つのIOを使用していることからピンを共用していることが分かります。

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 基板のRevは2でした。ネット上の画像を検索すると子基板が載っているものもあり(Rev1?)で構造が少々異なるようです。

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 回路を解析してみました。電源回路(抜粋)です。コイルを用いた昇圧回路が入っており、DSAir2に12VのACアダプターで動作させた際の実測で約21Vが生成されておりました。以下の図にはありませんが、PICマイコンのADコンバータ回路へのフィードバック入力があり制御されているようです。2つある3W抵抗(22ohm)は予想を反し2つ直列になっておりました。コイルは表面実装タイプ、2200uFの耐圧が25Vと低いのも少々気になるところです。

 一方、5Vの生成はレギュレータではなく、ツェナーダイオードとトランジスターによる非安定5V生成回路となっています。

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 続いて、出力回路(抜粋)です。PchFETの制御はNchFETの出力を利用しており、部品を省略する回路になっています。

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 DS52の取説をみると3線式と2線式の接続図があります。DS52のコネクタの2、7番は21Vが出力されており3線式はNchFETのみを使用して制御するように工夫されています。

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 2回路の接続できるので、転換命令が連続して送付されてきた際に、昇圧回路の充電が有効になるまで待つ機能があります。具体的には1秒間隔で動作するように8つまで命令をスタックする機能があります。


 安定的に転換動作させるためには、昇圧して電流を減らす工夫が必要なのかもしれません。


 なお、ポイントマシンは4つまで、HO手動ポイントを電動化したものは2つまで、内部でポイントマシンが4つ並列のWX310は1つまでとの記載があります。以前ポイントマシンの抵抗値を測定したことがありますが、納得できる制限数です。





Desktop StationでDCCアンケート開催中

Desktop StationでDCCに関するアンケートが開催されています。
DCCユーザーはもちろんのこと、アナログユーザーにも是非ご協力いただきたいとのことです。



http://powerele.sblo.jp/article/185894368.html



私たちはDCCの普及を推進していますが、アナログを完全否定するものではなく、普及の障壁を低くしたり、シームレスな移行、新たなアイデアの実現を行なって行くためにも、ユーザーの皆さまのご意見を広くお聞きしたいと思っています。

ユニトラック WX310 動作検証

 KATO ユニトラック 20-210 WX310 を購入しました。

 ポイントデコーダ2でうまく転換できないとの報告があったので検証してみることにしました。


 模型の世界では「ダブルクロス」なんて言われることが多いですが、保線屋さんや信号屋さんは「シーサス」って言いますね。

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 で、車両を走らすことなく、早速分解w

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 なんと、ポイントマシンが4つ! しかもすべて並列に接続されており、電気的には厳しい条件であることがわかります。


 LCRメーターを出してきて、測定してみました。20190419_130237075_iOS.jpg


 結果は、DC   5.3Ω

     1kHz  13.0Ω

     10kHz  50.9Ω

 KATO Nポイントの値の1/4の値に近似しており、4つ並列なのがわかります。


 ポイントデコーダ2で動かしてみます。環境はDSmainR5、ACアダプタは12Vです。

20190419_130433119_iOS.jpg


 結果は、動きません。。。 抵抗が発熱しているので、モータドライバの安全回路等が働きうまく動かないものと想定します。


 ワンコインデコーダのC1,C2を10uFに変えて、47uFの電解を外付けして、ポイント用のソフトを入れて動かしてみます。

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 CV6はデフォルトでは唸り音がでるだけですので、10づつCV6を増やしながら様子を見て試していきます。

  CV6=210としたところ、4つのうち1つが動きました。

  CV6=220としたところ、4つのうち3つが動きました。

  そこで、CV6=225としたところ、4つとも動作しました。

 255で100%ですので、225ですと約88%の電力設定ということになります。


 ポイントデコーダ2は入手性や安全性を考えてTA7291というICを使用していますが、出力回路がバイポーラトランジスタであるため内部ON抵抗が大きくロスが多いです。

 一方、ワンコインデコーダではBD6231というICを使用していますが、こちらはMOS FETなので、内部ON抵抗では有利となります。


 WX310を動かすにはポイントデコーダ2は不向きのようです。


 ポイントデコーダ2は設計が古いので、そろそろ見直しが必要とも思っています。


 


ワンコインデコーダ ファンクションのつなぎ方にご注意

 ワンコインデコーダでは、モータに加えて、ファンクションに対応したことから、一般的なデコーダの代替としてお使いいただけますが、単純に同じような結線とすると正しく動作しないケースがあります。


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 上は誤った結線例を示してします。

 このつなぎ方だとLEDは明暗するものの連続点灯になってしまいます。


 ワンコインデコーダのファンクション回路はトランジスタ回路が省略されているため、トランジスタ回路の不可もしくは、マイナス側(茶線)へのLEDの接続を行う必要があります。


 正しい結線例はワンコインデコーダの解説ページに、ファンクションの応用例を3例記載していますので、ご確認をお願いいたします。


 http://web.nucky.jp/dcc/decoder4/onecoindecoder4.html


 


KATO DCC基本セット D103 登場!??

昨日は、DCC電子工作連合のメンバーを中心とした運転会に参加してまいりました。


これは、やあさんの機関車です。この大きさでDCCサウンドデコーダ付きというから驚きです。

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 お次は同じくやあさんが持ち込まれた Digitrax DCS52 です。発売間もないからか日本で個人輸入された例はネット上では見かけないですね。

 次期のKATOのDCC基本セット(D103?)はこれが採用されるのでしょうか。でもD102の在庫が多く残るうちは、発売されないかもしれません。

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 液晶画面が付きますが、使い勝手はあまりD102(DCS51)と変わらない感じがしました。ただし、ACアダプタは15Vのものを使用しても動作OKでした。(D102は電圧監視が厳しく、付属の13.8Vアダプタを使用せず、少し高い電圧のアダプタを使用するとエラーで動作しなくなるので。。)

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 DCS52はDSAirとは違いWifi対応していません。Wif対応させるにはLoconetに「LNWI」を接続して対応させる必要があります。

 LNWIを先日購入したので、今回持ち込んでみました。モデルランド田中にて8100円でした。

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 早速、開封w

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 ESP-WROOM-02が使用されています。技適マークはあるので、日本国内でも違法とはならないようです。

 

 運転会とはいっても、基板を前に話が盛り上がるという電子工作色の濃いものになりましたw



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