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Digitrax DS52 テアダウン


 ポイントデコーダ2はDigitraxのDS52相当を目指して製作しましたが、実際のDS52は今まで所有していませんでした。


 そこで、DS52を購入してみました。早速テアダウンですw


 メインのマイコンは秋月でも取り扱いがあり、当方のワンコインデコーダでも使用しているPIC12F675が使われていました。FETはPchがFDS4935、NchがFDS8984。波形整形用のシュミットトリガの74HC132。ダイオード5個、電解コン3個、3W抵抗2個、チップ抵抗いっぱいです。

 PIC書込み用と思われるPADがあります。まぁプロテクトされていて読み出しはできないと思います。8ピンのPICなのでIOは6ピン(うち1つは入力のみ)ありますが、DCC信号入力、昇圧制御出力、昇圧フィードバック入力、ポイント出力Aで2個、Bで2個と7つのIOを使用していることからピンを共用していることが分かります。

20190420_061636274_iOS.jpg


 基板のRevは2でした。ネット上の画像を検索すると子基板が載っているものもあり(Rev1?)で構造が少々異なるようです。

20190420_061613892_iOS.jpg


 回路を解析してみました。電源回路(抜粋)です。コイルを用いた昇圧回路が入っており、DSAir2に12VのACアダプターで動作させた際の実測で約21Vが生成されておりました。以下の図にはありませんが、PICマイコンのADコンバータ回路へのフィードバック入力があり制御されているようです。2つある3W抵抗(22ohm)は予想を反し2つ直列になっておりました。コイルは表面実装タイプ、2200uFの耐圧が25Vと低いのも少々気になるところです。

 一方、5Vの生成はレギュレータではなく、ツェナーダイオードとトランジスターによる非安定5V生成回路となっています。

2019-04-29 (3)


 続いて、出力回路(抜粋)です。PchFETの制御はNchFETの出力を利用しており、部品を省略する回路になっています。

2019-04-29 (7)


 DS52の取説をみると3線式と2線式の接続図があります。DS52のコネクタの2、7番は21Vが出力されており3線式はNchFETのみを使用して制御するように工夫されています。

2019-04-29 (8)


 2回路の接続できるので、転換命令が連続して送付されてきた際に、昇圧回路の充電が有効になるまで待つ機能があります。具体的には1秒間隔で動作するように8つまで命令をスタックする機能があります。


 安定的に転換動作させるためには、昇圧して電流を減らす工夫が必要なのかもしれません。


 なお、ポイントマシンは4つまで、HO手動ポイントを電動化したものは2つまで、内部でポイントマシンが4つ並列のWX310は1つまでとの記載があります。以前ポイントマシンの抵抗値を測定したことがありますが、納得できる制限数です。





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コメント

[C120]

回路図参考になります。(当たり前かもですが)L1の前に3W抵抗、R1,R2が付くのですね。
  • 2019-04-30 08:05
  • fujigaya2
  • URL
  • 編集

[C121]

コイルの前段に抵抗を入れることで突入電流対策していると思うのですが、なぜ47ohm一個にしていないかが疑問です。

IOですが、プログラムジャンパーとコンフィグジャンパーの二つの計上が抜けていたので9ですね。これを6つのIOのPICで処理しているから回路もソフトも複雑だと思います。
  • 2019-04-30 10:38
  • nucky
  • URL
  • 編集

[C122]

ブログ拝見させて頂いていますが、始めてのコメントとなります。

間違っているかもしれませんが、何らかの理由で
線路電圧(15V)がそのまま抵抗に加わるとして、
47Ωだと4.8W、
22Ω+22Ωだとそれぞれ2.6Wになるので、
抵抗の大きさを抑えるため、という理由は考えられないでしょうか。

解析の続きを、楽しみにしています。

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