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ユニトラック WX310 動作検証

 KATO ユニトラック 20-210 WX310 を購入しました。

 ポイントデコーダ2でうまく転換できないとの報告があったので検証してみることにしました。


 模型の世界では「ダブルクロス」なんて言われることが多いですが、保線屋さんや信号屋さんは「シーサス」って言いますね。

20190419_122833768_iOS.jpg


 で、車両を走らすことなく、早速分解w

20190419_123149439_iOS.jpg


 なんと、ポイントマシンが4つ! しかもすべて並列に接続されており、電気的には厳しい条件であることがわかります。


 LCRメーターを出してきて、測定してみました。20190419_130237075_iOS.jpg


 結果は、DC   5.3Ω

     1kHz  13.0Ω

     10kHz  50.9Ω

 KATO Nポイントの値の1/4の値に近似しており、4つ並列なのがわかります。


 ポイントデコーダ2で動かしてみます。環境はDSmainR5、ACアダプタは12Vです。

20190419_130433119_iOS.jpg


 結果は、動きません。。。 抵抗が発熱しているので、モータドライバの安全回路等が働きうまく動かないものと想定します。


 ワンコインデコーダのC1,C2を10uFに変えて、47uFの電解を外付けして、ポイント用のソフトを入れて動かしてみます。

20190419_125419157_iOS.jpg


 CV6はデフォルトでは唸り音がでるだけですので、10づつCV6を増やしながら様子を見て試していきます。

  CV6=210としたところ、4つのうち1つが動きました。

  CV6=220としたところ、4つのうち3つが動きました。

  そこで、CV6=225としたところ、4つとも動作しました。

 255で100%ですので、225ですと約88%の電力設定ということになります。


 ポイントデコーダ2は入手性や安全性を考えてTA7291というICを使用していますが、出力回路がバイポーラトランジスタであるため内部ON抵抗が大きくロスが多いです。

 一方、ワンコインデコーダではBD6231というICを使用していますが、こちらはMOS FETなので、内部ON抵抗では有利となります。


 WX310を動かすにはポイントデコーダ2は不向きのようです。


 ポイントデコーダ2は設計が古いので、そろそろ見直しが必要とも思っています。


 


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コメント

[C119] ドライバ

こういう低インピーダンスの負荷を動かすとなると、ON抵抗との戦いです。負荷が5Ω(DC)なのに、ON抵抗で数Ωでは、動くわけないですよね。

TB6643KQは0.5Ωなので、かなり軽減されると思います。

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