nuckyのブログです。旅行記や食べ歩き、乗り鉄や電子工作、鉄道模型とかを紹介しています
この度、kyakusya さんの ご了解を頂いて、プリント基板の頒布を開始しました。
http://webnucky.cart.fc2.com/ca15/61/p-r-s/
頒布基板と頒布コネクタ
DCC線路電源(AC)を電源として使用するため、アナログ(DC)では動作しません。
技術的な相談は「デジタル鉄道模型模型フォーラム」にお願いします。
https://desktopstation.net/bb/showthread.php?tid=47
ここでは、Wiki的に製作に必要な情報をこのブログに記載したいと思います。
【前提条件】
PICマイコンへのソフト書込み等の知識をお持ちであることが前提です。
(ワンコインデコーダを製作されたことがあれば大丈夫だと思います。)
【必要工具・ツール】
はんだごて、半田、ニッパー、および、PICkit等のPICマイコンへのソフト書き込みツール
パソコン(ソフト書込みツールを動作させるため)、MPLAB X IDE(書込み用ソフト)
【回路図】
プリント基板を起こした際の回路図です。基本、kyakusyaさん発表のものと同じですが、パターンの引き回しの関係で、使用するピンを入れ替えている箇所があります。
【使用部品】 部品番号はkyakusyaさん発表の回路図と同じにしてあります。
必ずしもURL先のお店での購入を指定するものではありません。
(利便性のため参考にURLを記載します。)
・基板 ターミナルブロック2個とともに、WebNucky部品頒布で頒布しています。
・IC1 PICマイコン PIC12F629 http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-00252/
・IC2 三端子レギュレーター 78L05 http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-08973/
(5V100mAなら他メーカーのものでも可)
・D1 ダイオードブリッジ DI1510 http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-11666/
(同種類の1A定格のものでも可)
・PC1~2 フォトカプラー PC814相当品 https://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-06483/
・PR1~4 フォトリレー TLP241A http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-11516/
・C1~C3 積セラコンデンサー 0.1μF https://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-00090/
・C4 電解コンデンサー 47μF https://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-10596/
・R1~2 抵抗 0.68Ω 2W https://www.marutsu.co.jp/pc/i/18097/
・R3~4 抵抗 270Ω 1/4W https://akizukidenshi.com/catalog/g/gR-25271/
・R5~8 抵抗 100Ω 1/4W https://akizukidenshi.com/catalog/g/gR-25101/
・R9~10 抵抗 1kΩ 1/4W https://akizukidenshi.com/catalog/g/gR-25102/
・LED1~4 発光ダイオード VFが2.1Vのもの(赤色、黄色、黄緑色など)
※白色、青色はVFが高いので不可
https://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-11637/
・ICソケット PICマイコン用の8ピン https://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-00035/
【組み立て例】
【情報源・書込みソフト】
デジタル鉄道模型フォーラムに専用スレッドが立ち上がっています。
注意点、使用法などを、よくお読みください。
https://desktopstation.net/bb/showthread.php?tid=47
ソフトはフォーラムのスレッドからダウンロードできます。
2020.11.11時点では
フログジューサー LNB B31.zip
オートリバーサー LNB B32.zip のダウンロードが良いと思います。
ZIPファイルを解凍後、HEXファイルを直接書き込むか、MPLABでASMファイルをソースとして開きコンパイルしたうえで書込みます。
【使用方法】
(1)フログジューサーとしての使用方法
CN1にコマンドステーションからの線路電源(赤・黒)を接続します。
CN2の片方はポイント1のフログ部への給電に、
もう一方はポイント2のフログ部への給電に使用します。
(2)オートリバーサーとしての使用方法
CN1にコマンドステーションからの線路電源(赤・黒)を接続します。
CN2は両ギャップを2か所設け電気的に絶縁した区間への給電として使用します。
デジタル鉄道模型模型フォーラムで紹介されていた、kyakusya さん の フログジューサーを作ってみました。
https://desktopstation.net/bb/showthread.php?tid=47
紹介されているとおり秋月のD基板で作ろうと思ったのですが、パターンカットや部品の足で配線するのが面倒だったので、基板を設計して、中国に発注してみました。
秋月D基板は基板のフチギリギリに穴があるのですが、もう少し余裕が欲しかったのと、コネクタをつけたかったので、50x40mmという基板サイズとしてみました。
紹介されている基板レイアウトを踏襲しました。部品もアレンジ等はしていません。
公開されている Ver B32 のソフトを書き込んでみました。このバージョンは「フログジューサー」としても、「オートリバーサー」としても使用するここができます。
(切替はPICマイコンにソフトを書き込み際に、EEPROMのデータを変更します)
DCC信号を入力(通電)し、端子をショートさせると、極性が切り替わることを確認しました。
実際に線路に組み込んでの運転は、また別の機会に行いたいと思います。
仕事で長期出張がいくつか続いたり、資格受験(1級電気工事施工管理技術検定)等があり、ちょっとブログがご無沙汰になっておりました。
さて、今回は、Desktop Station 社のやあさんより、3Dプリンタ オートリバーサ・S88-N Train Detector向け基板ケースをお分けいただきましたのでご紹介です。
これらの基板は、中国のSZOMK社のAK-P-01というケースに合うように設計しています。
やあさんのサイトでは、3Dデータも提供されており、3Dプリンタをお持ちの方は、自由に出力することが可能です。
http://powerele.sblo.jp/article/187988435.html
お分けいただいたものを見ていきましょう。
表面は3Dプリンタ特有の線というか、模様がありますが、このままでも気になるレベルではありません。ビスを止めるくぼみの部分の成型は形の問題か、少々難しいようですが、プラネジとナットで止めてしまえば気にならないです。
このような感じで、基板がピッタリ収まります。
机上の実験等では、基板の裏側がむき出しですと、机上の導電物とショートの危険がありますが、このカバーを使えば、そういった危険も防げます。
射出成形には及ばないものの、自宅でこのように出力形成できる時代になったとは隔世の感がありますね。
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Author:nucky
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